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愛人 消える 渡哲也 社長 退任劇 専務 首切り [芸能]

 石原軍団が事実上の解散に見舞われた。先週半ばに渡哲也が石原プロモーションの社長退任を発表。同社の経営陣だった小林正彦専務、舘ひろし、神田正輝ら6人の取締役全員も退任。4月1日付で、故・石原裕次郎の妻で同社会長のまき子夫人が代表取締役会長に就任した。6月いっぱいで全社員がいったん退社するというが、実はこれには裏があるという。

「渡がまき子夫人にトップの座を禅譲することになり、他のメンバーも全員下野する。それでまき子夫人を筆頭に"新石原軍団"として生まれ変わるという算段ですが、本当は違うんです。今回の目的は"小林正彦専務外し"だったんです」(事情通)

これまで裕次郎の後継者として渡が24年間にもわたって社長職を続けてきたが、実権を握っていたのは小林専務なのは業界内では有名な話だった。とにかく石原軍団が何をするにしても「小林専務の了承を取り付けなければならなかった」とテレビ関係者も証言する。それは、石原軍団のメンバーを中心にテレビや映画を製作するに当たっても同じだ。

「例えば、テレビ番組を作るときも、スポンサーから引っ張った製作費が大体1本当たり1億円の大金。それがまず小林専務の元へ行き、そのうちの半分の5,000万円で作るので、残りの5,000万円は一体どこへ消えたのかってウワサになっていました。でも、誰も小林専務にそれを聞けない。専務がいないと実務を取り仕切る人が誰もいませんでしたからね......」(映画関係者)

 そんな小林専務に対して不快感を抱いていたのが、まき子夫人だった。「いずれは追放してやる!」と、まき子夫人は周囲に吹聴していた時期もあったが、ここ数年は静観を決め込んでいたため、石原軍団をよく知る関係者は「嵐の前の静けさ。なんとも不気味だ」と警戒していたという。

 まき子夫人が小林専務に対して面白くないと感じていたのには、こんな理由もあった。

「小林専務は、テレビ朝日の女帝と言われていた同局宣伝担当のN氏を愛人にしていたんです。N氏はテレ朝社長からも寵愛を受けていて、これにより専務は石原軍団とテレビ朝日の仕事を磐石のものにしていた。もしまき子夫人が専務をクビにしたりして、テレ朝サイドが小林専務に同情して石原軍団の仕事を切るようなことがあったら、やっていけなくなりますからね。それでまき子夫人はなかなか専務のクビを切れなかったんです」(テレ朝社員)

 そのうえ、専務はほとんどのマスコミをもコントロールしていたという。特に、テレビ局に対しては自分の子会社のような扱いだったそうだが、それも当然だという声も上がっている。ワイドショースタッフは自戒の念を込めてこう明かす。

「まあ僕たちの責任かもしれません。正月に行われる、石原軍団の新年会に出させていただくんですけど、そこで専務による毎年恒例のお年玉配布があるんです。1万円札をそのまま握り締めた専務が僕たちに『おい! お前ら俺の前に並べ! 一人ずつ配るぞ』って言って1万円を裸のまま一人一人に渡すんです。卑しいスタッフ、特にADや照明は顔も名前も覚えられていない人が多いので何回も並んで3~4万円ゲットして帰るやつもいますからね。専務も『あれ? 万札が足りないな? おかしいな?』って薄々気付いていながらもう一度、1万円札の束を用意したこともあったそうです」(ワイドショースタッフ)

 そんな小林専務も、そろそろ引き際が来たと見られていた。2年前くらいからまき子夫人の調査が活発化したのだ。それによって、もし小林専務を解任したとしても、テレ朝のN氏は石原軍団を見限らないと踏み、渡社長も本心では小林専務にそろそろ去ってほしいと考えているフシが見え隠れし始めたという。そこでまき子夫人は渡社長と結託し、テレ朝サイドへの根回しを済ませ、

「今年春に小林専務に解任通告を出したそうなんです。それで話し合った結果、専務にが傷をつかないような今回のやり方でまとまったそうなんです」(事情通)

 つまり事実上は小林専務のクビということになる。そのために同社社員が全員いったん退社するというのも「これまでどれだけ小林専務が実権を握っていたかを証明するエピソードだ」とテレビ関係者も驚きを隠さない。小林専務はこのまま身を引くが、渡はじめ他のメンバー、社員はしばらくしてまき子夫人体制の下で復職する計画のようだ。



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