福島原発 作業員死亡 放射能 [ニュース]
東京電力によると、福島第一原発で十四日朝、集中廃棄物処理施設で作業していた協力企業の六十代の男性社員が体調不良を訴えた後、意識不明となり、約二時間半後に搬送先の病院で死亡した。外傷はなく死因は分かっていない。事故収束のための作業従事者が死亡するのは初めて。
男性は午前六時五十分ごろ、電動のこぎりを運ぶ作業中、体調不良を訴えた。同七時ごろに医務室に運ばれた時点で意識がなく、救急車で福島県いわき市の病院に搬送されたが、同九時半すぎに死亡が確認された。男性の被ばく線量は〇・一七ミリシーベルトで、放射性物質の付着はなかった。
男性は十三日から同原発で作業に従事。十四日は午前六時~九時の勤務予定だった。
暗殺 国際法違反 ビンラディン 米紙 声明 [ニュース]
【ニューヨーク=青柳知敏】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は十日、国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息子オマル氏(30)らがオバマ米政権による同容疑者の殺害を激しく非難し、「暗殺は国際法のみならず、公平に裁判を受ける権利さえも無視した」と主張する声明内容を報じた。
同紙によると、声明はオマル氏の回想録の出版に協力した米国人作家が提供。イラクのフセイン元大統領が拘束時に処刑されず、裁判で断罪されたことなどを例に出し「世界に真実を示すため、拘束して裁判にかけるべきだった」とする内容と伝えている。
声明はその上で「(米国による)恣意(しい)的な殺害は政治問題の解決にはならない」と主張。殺害そのものについては「武装していない男女の処刑を命じた米大統領を糾弾する」と批判しているという。
オマル氏は同容疑者の十九人いる子供の一人。父親と決別し、二〇〇〇年にアルカイダを離脱した。
〇九年には英誌とのインタビューで「平和を促進する立場がいい」と述べ、国連で働きたいとの意向を示した。
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警告! アルカイダ報復テロ、福島第1原発標的 [ニュース]
国際テロ組織「アルカイダ」の指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者=推定(54)=が2日、米海軍特殊部隊に殺害されたことで、世界中で報復テロの危険が高まっている。米国はすでに警戒レベルを引き上げているが、日本や欧州諸国などの同盟国も決して他人事ではない。なかでも、東日本大震災後の「トモダチ作戦」で米国との絆が再認識された日本は、格好の標的となりそうだ。危機管理の専門家からは、恐るべき警告も飛び出している。
「大震災前に比べて、日本国内で報復テロが起きる可能性はすこぶる高くなった。最大のターゲットは東京電力福島第1原発だ」
こう語るのは軍事アナリストの小川和久氏。『危機と戦う-テロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』(新潮社)などの著書があり、歴代政権に危機管理やテロ対策などをアドバイスしてきたスペシャリストだ。
衝撃的な警告内容は後述するとして、ビンラディン容疑者の殺害後、報復テロとみられる攻撃は各地で相次いでいる。
イラクの首都バグダッド南西部のイスラム教シーア派地区で3日、車爆弾が爆発し、若者ら少なくとも16人が死亡、37人が負傷。アフガニスタンの首都カブール北方のパルワン州にある韓国軍基地にも4日、ロケット弾攻撃があり、2発が基地内に着弾した。
米国の約10年にわたる「テロとの戦い」で、アルカイダ本体は弱体化しているが、分節化やフランチャイズ化、極小化が進み、「アラビア半島のアルカイダ」や、アフリカの「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」などが独自のテロ攻撃を続けている。
現に、「アラビア半島のアルカイダ」の指導者は4日、AFP通信の電話取材に対し、「ウサマ・ビンラディン師の死に対して報復する。敵にこれを証明してみせる」とし、「ジハード(聖戦)を続ける準備を進めている」と述べた。
元公安調査庁第2部長で、国際テロ事情に詳しい菅沼光弘氏は「アルカイダ系組織は現在、それぞれの思惑で行動している。すでに日本の警察が厳重警備を敷いているが、国内の米軍基地や米大使館、関連施設などが狙われる可能性はある」と分析する。
こうしたなか、冒頭の警告は無視できない。小川氏は続ける。
「テロリストの立場になって考えれば、その行動は推測できる。彼らは以前から『日本は米国の同盟国』と知っているが、極東の島国で距離的に遠いうえ、『米国と日本は(イスラム教徒などへの姿勢が)違う』として狙わなかった。しかし、東日本大震災で第1原発が破壊されたことで、考えは変わったと見るべきだ」
「水素爆発で建屋が吹き飛んだことなどで、第1原発は世界中の注目を浴びている。その第1原発で、訓練を受けたテロリストがプラスチック爆弾などを使って核汚染テロを実行すれば、最も効果的に世界中をパニックに陥れることができる。攻撃対象の筆頭になってもおかしくない」
日本には現在、17カ所の原子力発電所に54基の原子炉がある。9・11テロ以来、日本の原発でも、陸上では機動隊が特殊車両と自動小銃などで武装。海上では、機関砲を備えた巡視船が警備している。ただ、小川氏は「先進国の複数の対テロ専門家らから、何度も『日本の警備体制のレベルは低すぎる』と忠告され、私はそのたびに歴代政権に『警備体制を見直すべき』と提言してきた」という。
一方、日本国内でのアルカイダの活動については、2003年12月にドイツで逮捕された傘下組織幹部が02-03年にかけて4回にわたって偽造旅券で来日し、新潟市のマンションに潜伏していたことが分かっている。
菅直人首相は連休中の4日、第1原発事故を受け、福島県双葉町の住民約1200人が集団避難している埼玉県加須市の旧県立騎西高校を訪れ、「年明けに住民の帰宅の可否を判断する」との方針を表明したが、アルカイダの報復テロにまで思いは至っているのか。
小川氏は「日本だけで対応しようとは考えないほうがいい。米軍やオーストラリア軍と協力して防御すべきだ」と語る。
無策宰相の下、“危機の連鎖”が起きないことを祈るばかりだ。
日テレで紳助も絶賛 焼き肉チェーン 土下座社長 伝説とは [ニュース]
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で4人が死亡したユッケ集団食中毒で、富山、福井両県警の合同捜査本部は6日午後、業務上過失致死容疑で、チェーンを運営する「フーズ・フォーラス」(石川)の本社や富山、福井県の店舗、東京都内の食肉卸業者などを家宅捜索する。同社の勘坂康弘社長(43)は2014年度までの東証マザーズ上場を目指してビジネスを拡大。有名ホテルを手本にした経営理念を掲げたものの、急成長に肝心の安全管理がまったく追いついていなかった。
ユッケ用の生肉は、東京都板橋区の食肉卸業者がチェーン店側に販売した。合同捜査本部は卸業者らから詳しく事情を聴くとともに、肉の流通経路などを調べ、集団食中毒の全容解明を進める。
これまでに富山県砺波市の砺波店や福井渕店(福井市)でユッケなどを食べた男児ら4人が亡くなったほか、神奈川、富山両県で34人が入院。うち21人が重症となっている。神奈川県警も5日、業務上過失致死容疑で捜査本部を設置した。
「本当に申し訳ございませんでした」
5日、同社の勘坂社長は報道陣の前で路上に土下座し、こう声を震わせた。「生食用として市場に流通している牛肉はありません!」などと声を荒らげて弁明した2日の会見以降、まるで豹変したかのように神妙な態度を貫いている。
勘坂社長は1968年、富山県高岡市生まれ。金沢経済大(現・金沢星稜大)在学中のアルバイトはディスコの黒服。卒業後、高岡市内の商社に入るも2年で退社した。関係者は「そこから独立に向け、派遣社員の給料で月30万円ずつ3年弱の間に1000万円ためた。当時の貯金術を『とても簡単。使わなければいい』と語っていた」と証言していた。
98年に同社を設立。社名は「FOOD FOR US」に由来し、「幸せの実現」を企業理念に掲げた。石川など北陸3県で足場固めをした後、昨年、横浜への出店で首都圏進出。2010年末までに北陸で16店、首都圏で4店を展開。業界関係者によると、勘坂社長は2014年度までの東証マザーズ上場を目指していたという。
「店では名門ホテルのザ・リッツ・カールトンが掲げる経営理念を参考にした礼儀作法の『6大行動規範』などを徹底。自らの性格については『石橋を3回たたいて渡るほど慎重』と評していた。夢は『日本一の伝説に残るレストランチェーン』を築くこと。2020年ごろまでに全国300店が目標だっただけに、当面の課題である上場を焦るあまり、安全面の管理がおろそかになったのではないか」
同社の急成長ぶりは注目を集め、バラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)でも取り上げられた。4月18日の放送では、低価格を維持する経営方針などを出演者のタレント・島田紳助らが絶賛。死亡した男児は同17日に福井渕店でユッケを食べていた。
「日本一の伝説に残るレストランチェーン」が目標だった同社。食中毒で4人の死者を出し、日本一注目されてしまったのはあまりに皮肉だ。
TBS 東電福島第一原子力発電所 ライブ配信 [ニュース]
TBSは、TUF(テレビユー福島)と協力し、東京電力福島第一原子力発電所の近くに、発電所の模様を定点で撮影するカメラを設置し、YouTubeの「TBS News-i」チャンネルで、2日午後9時よりライブ配信を開始した。
設置されたカメラは、放送用の高感度HDカメラで、発電所を山側から24時間撮影し、映像をYouTubeを通して全世界に向けて配信する。
配信映像は、山側からとらえ、対象となる原発からはかなり距離があるようで、細かい動きなどは確認できない距離感のある映像となっている。ニュースなどでよく見る海からの映像とは違った角度で、原発をチェックすることが可能となっている。
同局では、刻々と変化する原発の様子をチェックしたいという視聴者の要望や、世界中から関心が高まっている日本の原子力発電、このリアルな映像を多くの方々に提供するのも報道機関の役割と判断し、公開に踏み切ったとしている。
ビンラディン 後継副官 ザワヒリ 最有力 [ニュース]
(CNN) 国際テロ組織アルカイダは6日、同組織の指導者オサマ・ビンラディン容疑者の死亡を認める声明をイスラム聖戦士向けの複数のサイトに掲載した。ビンラディン容疑者の後継にはアルカイダの副官であるエジプト人、アイマン・ザワヒリ容疑者(59)がつくことが有力視されている。
声明は「聖戦士ビンラディン師が死んでも彼が築いた組織は滅びない」とし、さらに「(ビンラディン容疑者の)血が呪いとなり米国民を追い詰める。そして、彼らの喜びは悲しみに変わり、彼らの血と涙が混ざり合うだろう」として、米国への報復を宣言した。
声明は、後継者選びについても触れていた。同時多発テロ後、米軍がアフガニスタンで入手したアルカイダの規則には、指導者が死亡した場合には「副官」が指導者に選出されると書かれていることから、ビンラディン容疑者に次ぐ組織のナンバー2だったエジプト人のアイマン・ザワヒリ容疑者(59)が指導者の座につくことが有力視されている。
アルカイダの内部規則では、指導者はほぼ全面的な権限が与えられているため、ザワヒリ容疑者は副官や評議会の委員の指名権をすべて手にすることになる。またアルカイダのメンバーは今後、組織の規則に従い、これまでビンラディン容疑者にしていたようにザワヒリ容疑者に忠誠の誓いをしなければならない。これは、サウジやイエメン出身のメンバーにとっては耐え難いことかもしれない。
ビンラディン容疑者がそのカリスマ性で多くの新メンバーを集め、アルカイダの組織作りを担っていたのに対し、ザワヒリ容疑者は知識人気取りと傲慢な態度で、長年多くのメンバーから疎まれてきた。
またビンラディン容疑者が求心力のあるリーダーだったのに対し、ザワヒリ容疑者は組織の中でも常に評価が分かれ、他のメンバーとのささいな信仰上の違いに執着し、エジプトにおける聖戦を何より優先してきた。
ザワヒリ容疑者はまた、宗教的判断を行う権限を得るための正式な宗教的訓練を受けていない。ビンラディン容疑者も訓練は受けていなかったが、アフガンでのソ連との聖戦で聖戦士としての名声を得ていた。しかしザワヒリ容疑者にはその名声もない。
ただ、ザワヒリ容疑者を見くびるのは早計だ。たしかにザワヒリ容疑者にはビンラディン容疑者のようなカリスマ性や求心力はないかもしれないが、アルカイダのリーダーの中では戦略家として知られている。
だが、いずれにせよ、ザワヒリ政権は短命で終わる可能性が高い。ビンラディン容疑者の潜伏先で発見された文書、HDD、コンピュータなどにザワヒリ容疑者の居所を示す有力な手掛かりが含まれていると見られるからだ。西側の当局によると、ビンラディン容疑者とザワヒリ容疑者は最近まで連絡を取り合い、比較的近い場所に潜伏していたことを示す情報もあるという。
石川 O111検出 店舗 従業員から [ニュース]
警官 殴った 疑い 米兵 逮捕 沖縄 [ニュース]
焼き肉店食中毒 神奈川県警 捜査本部設置 [ニュース]
焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の富山、福井両県の店舗で食事をした4人が、腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染するなどして死亡した集団食中毒で、横浜市の系列店で食事をし、意識不明の重症となっている同市の女性(19)からもO111が検出されたことを受け、神奈川県警は5日、業務上過失傷害容疑で捜査本部を設置した。
県警によると、女性が4月19日に食事をした同市旭区の「横浜上白根店」の店長から事情を聞いているという。また、肉の納入に関する資料なども任意で提出を受け、調べている。
神奈川県内では、女性以外に、同店と「藤沢湘南台店」の2店舗で食事をした計6人が下痢などの症状を訴えており、県警は今後、藤和湘南台店の関係者からも事情を聞く。